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トラウマについて学ぶ

PTSDとは

チェック結果

トラウマを経験した後、長い期間反応が続く場合は、特別なケアが必要かもしれません。
症状が1か月以上続き、生活に支障をきたしている場合は、心的外傷後ストレス症(PTSD)を患っている可能性があります。

チェック結果

「はい」が2つ以下でした。
この結果は、現時点では、
PTSDに関して専門的な評価を受ける必要性は低い
ことを示しています。

このチェックリストは、症状の評価やスクリーニングに役立つものですが、この結果のみで「PTSDではない」と断定することはできません。より詳しく正確に状態を知るためには、専門的な評価を受ける必要があります。詳しい評価を受けたい場合には、専門の医療機関を受診することが役立ちます。
PTSD症状に大きく煩わされているのではないなら、何よりです。日々の暮らしの中で、自分を癒したり楽しませたりすることを大事にしながら、お過ごしいただければ幸いです。
人によっては、PTSD症状に波があります。普段は穏やかに過ごせていても、何かのきっかけで出来事を思い出したのを機に、症状が強まる場合もあります。また、「記念日反応」と呼ばれる、出来事が起きた節目の時期に不調を感じる人もいます。
ご自分の心と体の状態に心を配り、もし不調のサインが出てきたら、またセルフチェックをしてみてください。

  • ※【引用元】プライマリ・ケアのための PTSD スクリーニング尺度(DSM 5 版 日本語版)より一部改変:伊藤正哉・宮前光宏・蟹江絢子・横山 知加(2019)
  • ※このチェックリストは、米国で作成された尺度を日本語に訳したものです。日本語版のスクリーニング尺度として、日本国内では未だ検証されておらず、ここでは、米国で検証された結果を公表した論文に基づいてカットオフ値を設定しています。自分の状態についての理解を進めるひとつの手段として活用いただけると幸いです。
    PC-PTSDに関する専門家向けの情報はこちらに掲載されています。(National Center for PTSDサイト内/英語)。